猛暑から一転、先週末から急に秋の気配が感じられました。もう猛烈な暑さは戻らず、このまま秋になるのでしょうか?
カラッとした陽気続かず
先週末に前線が本州の南に南下したあと、日本列島に乾いた空気が流れ込み、朝晩を中心に秋の気配を感じられるようになりました。日中は日差しのもとではまだ暑いものの、空気は乾いて、カラっとした陽気になり、日陰ではしのぎやすくなりました。
ただ、このカラッとした陽気は続かず、このまま秋になるわけではありません。今日(20日)は関東では厳しい暑さはないものの、湿った空気が流れ込みはじめています。明日(21日)以降は台風周辺の湿った空気が入り、一段と蒸し暑くなるでしょう。
まだ猛烈な暑さも
東京都心は明日(21日)以降、最高気温は30度以上の真夏日になるでしょう。湿度も高くなり、不快な蒸し暑さが戻ってきそうです。特に26日(日)は関東でも35度以上の猛暑日の戻る所もあるでしょう。いったん涼しさを体感した体には猛烈な暑さが一段と体にこたえそうです。熱中症にならないようお気をつけ下さい。
西日本では明日(21日)以降、所々で猛暑日になりそうです。湿気も増して、汗がふきでるような暑さになるでしょう。
日中だけではありません。朝も気温の下がり方は鈍く、寝苦しい夜になる見込みです。東京都心や大阪などでも最低気温が25度を下回らず、熱帯夜に日が多くなりそうです。
長期予報でも9月半ばくらいまで、気温は全国的に平年より高い予想です。先週末のように一時的に涼しくなっても、まだまだ残暑の厳しい日が多くなりそうです。