はい、情報解禁になりました。
「元ひきこもりの50歳男」上嶋陽平が帰ってきます。
ドラマ「ひきこもり先生」のシーズン2。
11年に渡り、ひきこもり生活をしていた50歳男が、中学校の不登校クラスの非常勤講師になるというおはなし。
作品にも役にも、多種多様のいろんなものがありまして、軽やかな気持ちでのぞんだ方がいい役もあれば、ボールの行き先はボールに聞いてくれ的な役もあれば(←どんな役だ)、嵐のように現場に突撃して嵐のように去っていく方がいい役もあります(←だからどんな役だ)。
言うまでもなく、どの役も、どんな役だとツッコミが入る役も含め、どれもすべて「必死に」やるわけですが、
この上嶋陽平という男、なかなか厄介でして。
不器用この上なく、周囲の人が抱える「苦悩」というものを受け流すことができません。
我がことのように、いやそれ以上に、ドカーンと全身で受け止めてしまいます。
さすがにこの男を演じている時に、オチャラケ方面の文は書けないと思い、締め切りのずいぶん前にこれを書いている次第。これが配信される頃には撮影が始まってます。ということで、担当K氏にワガママを言い、撮影期間中の、このあと2回分のコラムをお休みさせて頂くことにしました。
コラムのお休みの言い訳をここまで長々と書いてしまったわけですが、この上嶋陽平として皆さまにお会いできるのは今年の年末。
12月17日(土)と24日(土)。ともに夜10時から前編、後編(ともに73分)。NHK総合でお会いしましょう。
そして11月になったら、当コラムで再び、ダメ二朗としてお会いしましょう。
その頃にはダメ二朗から脱皮して、年齢相応の、大人の、ダンディ二朗になっている可能性はおそらくゼロですのでご安心を。
では、また。