次の“主戦場”がどこになるのか注目が集まる武尊
次の“主戦場”がどこになるのか注目が集まる武尊
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 那須川天心と戦った「THE MATCH2022」(6月19日、東京ドーム)が50億円興行となり、社会現象を巻き起こした武尊。現在は休養中だがトレーニングは継続しており、SNSや取材で「新しい目標」「闘いたい相手」の存在を明かしている。武尊は今後どこへ向かうのか? すでに胸の内は定まっているかしれないが、魅力的な対戦相手を考察してみたい。

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 武尊は決戦の8日後、6月27日に会見を行い無期限の休養を宣言。負けたら引退の覚悟で臨んだが、「勝つ姿を見せてから終わりたい」と自身の考えを覆し格闘技続行を宣言した。

 前田日明は会見同日にアップした自身のYouTubeで「武尊はONE(Championship)に進出したらいい」と見解を示し、「ONEのキックとかをやって、そこでまだ興味が出てくるんだったら日本に戻って総合をやるとかすればいいのでは」と提案した。

 ONEといえば天心とも激闘を繰り広げた(18年6月)ロッタン・ジットムアンノン(ONEムエタイ・フライ級=61.2kg王者、タイ)。天心戦では延長判定で敗れたがロッタンが勝っていたとする声も根強くあり、両者とも打ち合いを辞さないタイプだけに武尊戦が実現すれば激闘は必至だ。

 ロッタンに関しては魔裟斗も7月23日に公開したYouTubeで「あれ(天心)に匹敵する相手って言ったらロッタンしかいない。ロッタンだったら面白いな、盛り上がるなって思う。『THE MATCH2』だよ」と推薦しており、ロッタン自身も6月30日のインスタグラムで「私たちが戦えば激闘になることは間違いない。いつでもあなたと戦う準備はできている」と武尊戦を熱望している。

 ONEでは他にSNSを介して武尊とやり合った元ムエタイ・フライ級王者ジョナサン・ハガティー(英国)もいる。19年1月にONE参戦を開始したハガティーは、2戦目で王者サムエー・ガイヤーンハーダオに挑み、キャリア400戦以上を誇るムエタイレジェンドから2度のダウンを奪い戴冠を果たした。

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武尊はムエタイ挑戦も?