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鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳で爆発的な噴火が発生しています。

爆発的噴火

気象庁によりますと、鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳で今日(6日)14時27分に今年1回目の爆発的な噴火が発生し、噴煙が火口上2100メートルまで上昇しました。その後、14時47分にも今年2回目の爆発的噴火が発生(噴煙は火口上2300メートルにまで上昇)。さらに、15時9分に3回目(噴煙は火口上1400メートル)、15時48分には4回目(噴煙は火口上1300メートル)の爆発的噴火が発生しています。
※新燃岳で爆発的な噴火が起きたのは、平成23年以来です。

防災上の警戒事項等

弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。風下側では火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。爆発的噴火に伴う大きな空振による窓ガラスの破損や降雨時の土石流にも注意してください。地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。
気象庁は、新燃岳では、活発な噴火活動が続いているとして、「入山規制」を示す噴火警戒レベル「3」を継続したうえで注意を呼びかけています。