小室圭さんと眞子さん
小室圭さんと眞子さん

「Public Legal」という法曹分野の集計を行う米国のランキングサイトによれば、フォーダム大学のロースクール修了生の合格率は2020年で92.3%。

 ニューヨークで活躍する日本人弁護士は、

「普通にフォーダム大学で勉強していれば、一度で合格するとは思うのですが…」

 と首をかしげる。

 日本の企業でも配属部署によっては若手社員をニューヨーク州などの司法試験に挑戦させることもある。

「落ちたという話は聞いたことない」(元商社勤務男性)

 前出の現地で活躍する日本人弁護士は、その背景についてこう解説する。

「米国で法学を専門とするロースクールJDコースへ入学するため、ロースクール入試評議会が管理するLSAT(Law School Admissions Test)と呼ばれる学力テストを受験する必要があります。大量の問題を処理する能力が求められる米国の司法試験は、このLSATの延長にあります」

 しかし、小室さんは一橋大大学院国際企業戦略研究科で経営法務を専攻したことから、日本で法学位を取得したと見なされ、一般的にはLSAT試験の必要がないといわれるLLM(Master of Laws:法学修士)コースに入学している。

「日本で法律を学んでいたかLSATに真剣に取り組んでいれば、もう少し早く司法試験に受かったかもしれません。ですが、それでもあきらめずに頑張ったのは素晴らしいことです。ぜひ、ニューヨークで活躍して欲しいですね」(同弁護士)

 眞子さんと小室さんの希望に満ちた生活がスタートする。

(AERA dot.編集部・取材班)

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