非常に強い台風18号は17日(日)に九州に上陸する恐れ。「非常に強い」勢力で上陸すれば、24年ぶりのことです。

15日12時発表
15日12時発表

◆台風18号 非常に強い勢力で上陸か

「非常に強い」台風18号は17日(日)に九州に上陸する恐れがあります。台風が非常に強い勢力で上陸すれば、1993年の台風13号以来24年ぶりのことです。
台風の強さとは「最大風速」で決まります。「非常に強い台風」とは最大風速が44メートル以上、54メートル未満の台風です。「非常に強い」ということはそれだけ、暴風に警戒が必要になります。
台風が九州に上陸後は急にスピードを上げて、西日本を縦断、日本海を進み、18日(月)には北日本へと進む予想で、3連休は列島各地で大荒れの天気が予想されます。また、秋雨前線が本州の南岸沿いに延びるため、接近前から大雨の恐れもあります。

◆暴風・大雨・高潮・高波に警戒

【九州~近畿】16日(土)から前線の影響で雨や雷雨になり、雨脚の強まる所もあるでしょう。特に九州や四国では局地的に非常に激しい雨が降りそうです。17日(日)は台風本体の活発な雨雲がかかり、大雨となる恐れがあります。暴風が吹き荒れ、大荒れの天気となるでしょう。交通機関の乱れが心配されます。交通情報にもご注意下さい。また、台風の接近時が大潮の時期にあたりますので、沿岸部は高潮にも警戒が必要です。
【東海~関東】16日(土)は前線の影響で、東海は朝から、関東や北陸も昼頃から雨が降りだすでしょう。17日(日)も雨が降り、雨脚が強まりそうです。東海や関東を中心に大雨となる恐れがあります。18日(月)の午前中にかけても雨が続き、風も強まるでしょう。交通機関への影響にもご注意下さい。
【東北・北海道】17日(日)は湿った空気の影響で東北の太平洋側を中心に雨が降るでしょう。18日(月)は台風の接近、上陸に伴って、雨や風が強まり、大荒れの天気となる恐れがあります。
※各地、海上では大しけや猛烈なしけとなる恐れがありますので、海岸付近には近づかないようにして下さい。
3連休は各地で大荒れの天気が予想されます。お出かけの予定を立てている方も多いと思いますが、無理のない範囲でなさって下さい。