この先も晴天は続かず、来週は次第に前線の影響を受けて、広く雨が降りやすくなるでしょう。日本の南には発達した雲がまとまりかけており、その動向にも注意が必要です。

◆仙台は36日連続の雨

今週になり、日差しと暑さが戻った関東や東北の太平洋側ですが、今日(26日)は関東は雲が増えて、雨の降っている所もあります。仙台は午前中にザッと雨が降り、36日間連続で降水を観測しています。
27日(日)は日差しの届く所が多く、仙台も晴れる見込みで、長雨の記録がようやくストップするかもしれません。ただ、関東や四国、九州南部では雲がかかりやすく、日差しは少ないでしょう。雨の降る所もありそうです。

◆来週 晴天長続きせず

28日(月)は広く晴れ間が広がりますが、これも長続きしません。29日(火)には北日本に前線が近づき北海道や東北では雨が降りだすでしょう。30日(水)から9月1日(金)にかけてはようやく強まった太平洋高気圧も後退し、本州付近に秋雨前線が延びる見込みです。前線に向かって湿った空気が流れ込むため、本州付近は雲が多く、所々で雨が降るでしょう。
また、日本の南の海上には白く輝く発達した雲がまとまりかけています。今後、台風まで発達するかはまだ分かりませんが、熱帯育ちの湿った空気を日本に運びこむ可能性があります。来週末からは日本の南の熱帯擾乱の動向にも注意が必要です。