今月6日に九州北部地方は梅雨入りしたものの、まとまった雨が少なくなっており、今週は梅雨の晴れ間が続く見込みです。きょう(12日)、福岡管区気象台から九州北部地方の少雨に関する情報が発表されました。

13日の予想天気図
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5月から少雨傾向

九州北部地方は5月から雨が少なくなっています。6月6日に梅雨入りしましたが、まだまとまった雨が降る日が少なく、きょう(12日)気象台から少雨に関する情報が発表されました。
5月1日から6月11日までの降水量は、平年を大幅に下回っています。(カッコ内は平年比)
下関市  63.5ミリ (30%)
福岡市  98.0ミリ (52%)
佐賀市 138.5ミリ (52%)
長崎市 138.0ミリ (56%)
大分市 128.5ミリ (62%)
本市 172.5ミリ (63%)
今週は梅雨前線が南西諸島に停滞するため、奄美や沖縄が梅雨最盛期となり、九州は晴れる日が多い見込みです。
しばらく梅雨空はひと休みとなり、向こう1週間は雨が少ない状態が続きます。
ちょうど田植えのシーズンに入っており、農作物や水の管理にはお気をつけ下さい。

6月下旬には、九州も梅雨最盛期へ

今週、九州は梅雨空はひと休みになりますが、6月下旬になると梅雨前線は九州付近に停滞しやすくなり、梅雨最盛期を迎える見込みです。
九州の梅雨の降水量は、平年並みか平年より多い予想で、6月下旬以降は大雨のおそれがあり、雨の降り方に油断できません。