昨日(6日)、札幌では雪まつりの大通会場が開幕し、初日から多くの人でにぎわっていました。20年ほど前にテレビゲームに夢中になっていた方にとっては、感動すること間違いなしの大雪像もあります。

札幌雪まつり 大通会場の雪像(2017年2月6日) 撮影:日本気象協会北海道支社 森 和也
札幌雪まつり 大通会場の雪像(2017年2月6日) 撮影:日本気象協会北海道支社 森 和也

青空バック 撮影日和は?

12日日曜日までの雪まつり開催期間中の札幌は、雲の広がりやすい日が多くなりそうです。その中でも、青空が期待できるのは、9日木曜日の日中と11日土曜日の午前中です。9日木曜日は、東北付近を低気圧が進み、11日土曜日は北海道付近を気圧の谷が通過します。その影響で晴れる時間は、短い間となりそうですが、青空バックに写真撮影を検討している方は、参考になさって下さい。一方、空から落ちる雪を楽しみたい道外の方は、今日から明日にかけてと、日曜日の午後がおススメです。雪は降っても降り方は弱く、降る雪とともに、雪像を楽しめるでしょう。

会場周辺 変わりやすい路面状況に

12日日曜日までの雪まつり期間中の札幌の予想最高気温は0度前後の日が多く、少し雪が解けて日中は水たまりがあちこちにできるでしょう。しかし、日中に解けた雪が、朝晩は凍って滑りやすい路面状況となります。写真撮影に気がとられたり、人ごみの中で足元をしっかり確認できないかもしれません。雪道に慣れた道民でも、転倒の恐れがありますので十分に注意して下さい。

夜に見学をする方 厚着やカイロを

12日日曜日までの雪まつり期間中、日中は0度前後まで上がっても、夜は氷点下4度くらいまで下がる日が多くなります。大通りにある全ての雪像を見て回ろうとすると、少なくても2時間くらいはかかりますので、手や足の先がかなり冷えてきます。しっかりと厚着をするとともに、携帯用のカイロを持って外出するのがおススメです。