日本列島に強い寒気が流れ込んでいます。日本海側はびっしりと雪雲がかかり、太平洋側にも流れ込んでいます。明日(24日)にかけても強い寒気が居座るでしょう。
この記事の写真をすべて見る◆強烈寒気 居座る
今日(23日)は日本列島は冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が流れ込んでいます。今回の寒気は北日本や北陸では前回の寒気(1月14日~15日頃)に比べると多少弱いですが、九州など西日本の上空では前回より強い寒気です。九州の上空5500メートル付近に氷点下30度以下(平地でも雪を降らせる目安)という強い寒気が入っています。この寒気の影響で、九州でも雪が降り、福岡では今朝午前5時に2センチ、長崎は午前10時に1センチの積雪を観測しました。どちらも今季初めての積雪でした。松江では今日はどんどんと積雪が増えて、午前1時は0センチだった積雪が午後3時には26センチになっています。
和歌山でも午後3時はにわか雪を観測しています。
明日(24日)にかけても、日本列島に強い寒気が居座るでしょう。今夜から明日にかけても北海道と本州の日本海側は広く雪が降り、さらに積雪が増える見込みです。特に大雪のピークになるのが今夜から明日の朝にかけてです。交通機関への影響に警戒して下さい。
東北の太平洋側や東海、近畿中部・南部、四国、九州にも雪雲が流れ込むでしょう。山沿いでは大雪となり、平地でも積雪となる所がある見込みです。明日の朝は積雪や路面の凍結による交通機関への影響に警戒して下さい。
◆明日も極寒
強い寒気が居座り、明日(24日)の朝は冷え込みが厳しくなるでしょう。最低気温は旭川は氷点下24度、札幌は氷点下14度と今季一番の冷え込みとなりそうです。東京も氷点下1度と冬日となる予想です。
日中も空気が冷たいままで、北海道は広く真冬日でしょう。東北の最高気温は2度くらい、関東から西でも10度以下の所がほとんどとなりそうです。名古屋や大阪は5度までしか上がらず、震えるような寒さでしょう。明日も厳しい寒さが続きますので、万全な寒さ対策をしてお過ごし下さい。
今回の寒気は水曜日頃まで居座る見込みです。