
皆さんの中で、「節税ってややこしい……」と思っている方も少なくないかもしれません。しかしポイントだけ押さえれば、税金の節約はとってもシンプルな制度です。ハーバード大学卒業後、日本に25年以上住んでいるパトリック・ハーラン(パックン)が、日本の税金のポイントを分かりやすく解説! いまさら聞けない「お金の基本」から手堅くお金を増やす方法までしっかりカバーした、パックン初のお金の本『パックン式 お金の育て方』から、一部を抜粋・再編して公開します。
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■税金に詳しくなると、節約上手になれる!
節約に関連して結構大事なのが、税金の節約。つまり「節税」です。
もちろん、税金はきちんと納めなければいけません。
でも節約のためには、必要以上の納税はやめましょう。
税金の仕組みを知らずに、税金で損をしている人は結構多いようです。
僕は日本の税金の専門家ではありませんが、妻と法人を持っていて、税理士さんともお話しする機会がたくさんあるので、大切ないくつかのポイントは理解しています。
節税の基本は、「経費」や「控除」をうまく使うことにあります。
まず、とくに経費が大事になるのは、僕みたいに事業をしている人です。
税金は利益に対してかかるものなので、仕事に使った経費があれば、漏れなく申告して利益を下げることが大切です。
たとえば、仕事のために5万円のモノを買ったのに申告を忘れたら、利益は5万円分多く計算されてしまいます。
ということは、この5万円に対して余計な税金を払うことになってしまうのです。
経費はどんなに面倒くさくっても、しっかり申告しましょう。
■控除を駆使して、税金の払いすぎを避けよう!
一方、控除は事業をしていない人でも使えます。
医療費をたくさん払ったときに使える医療費控除や、扶養家族がいると使える扶養控除など、いろいろなパターンがあります。
これらも使えるものがあれば、どんどん申告すべきです。