
賠償額110万円については、満足していないという。
「金額についてはもうちょっと頑張って欲しかったと思うし、それがなぜそうなったかは従来型の枠組みだと思うんです。被害者側の過失とかも考える形で金額が低くなっている点は今後、克服されなければいけないと思います。控訴するかどうかは考えます」
女性は裁判後、AERAdot.の取材にこう答えた。
「5月8日、22日の不法行為と、大学の使用者責任も認められ、やっと重い扉が開いた感じがします。これまでずっと、事実かどうかわからないと言われ続け、辛い思いもしました。加害者(の男性)は、全て私が悪くて、自分は被害者だと言っていました。そのような人がいまだに牧師として、スピリチュアルケア師として続ける資格はないと思います。新たな被害者が出ないように、キリスト教会もこうしたことを許さないという強い姿勢を示して欲しいです」
一方、聖路加国際大は取材に対し、
「判決文がまだ届いておりませんので、精査してお答えしたいと思います」
との回答だった。
(AERA dot.編集部 上田耕司)