気象庁は28日、1ヶ月予報を発表。この先1ヶ月は全国的に暖かい空気に包まれるため、気温は高い見込み。西日本の太平洋側と沖縄・奄美では降水量が多いでしょう。
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向こう1ヶ月は全国的に暖かい空気に覆われる見込みです。
気温は全国的に平年より高くなるでしょう。
特に、5月3日頃からの1週間は、東北、北陸、関東甲信、東海、近畿、中国、九州北部で
気温が平年よりかなり高くなるとして、「高温に関する異常天候早期警戒情報」が発表されています。
農作物などの管理にご注意ください。
※高温に関する異常天候早期警戒情報は、
7日間平均気温が「かなり高い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。
天気の傾向
日本付近は、低気圧や前線の影響を受けやすいでしょう。
特に、沖縄・奄美や西日本太平洋側では降水量が多くなる見込みです。
西日本日本海側や東日本太平洋側、北日本では降水量が平年並みか多くなるでしょう。
また沖縄・奄美や西日本太平洋側、北日本では日照時間が平年並みか少ない見込みです。
日差しが少なく、すっきりしない天気が多くなるでしょう。
沖縄 降水量の多い状態が続く
沖縄では、気圧の谷や前線、湿った空気の影響で
3月上旬頃から曇りや雨の日が多く、降水量の多い状態が続いています。
那覇や名護、久米島、宮古島の降水量は、平年と比べて約1.8倍となっています。(下の図)
これらの地域では、今後1ヶ月程度は降水量の多い状態が続くとして
「長雨に関する地方気象情報」が発表されています。
なお、沖縄の梅雨入りは、平年だと5月9日頃、奄美は11日頃。
沖縄、奄美では本格的な雨のシーズンを迎えそうです。