3月29日と30日、ハロー！プロジェクト所属アーティストが出演するライブイベント【Hello！Project ひなフェス 2014 ～Full コース～】がパシフィコ横浜にて開催され、国内最高峰のアイドルグループたちが競演した。
＜色気の増したビジュアルやアクションでも観客を魅了＞
2日間で計4公演を実施した【ひなフェス】は、公演ごとにメインディッシュとなるグループが変わり、29日11時30分～の公演では、その枠をモーニング娘。'14が担当。まず℃-ute、Berryz工房、Juice=Juice、スマイレージといったハロー！プロジェクトの面々が、日々進化するパフォーマンススキルに加え、色気の増したビジュアルやアクションでも観客を魅了。特にスマイレージは衣装からしてセクシー路線に振り切れており、大人の魅力を振りまくようになった福田花音、竹内朱莉をはじめとしたメンバーの姿は、度肝を抜いた。
＜他のアイドルを追従させない、本物の強さ＞
また、小田さくら（モーニング娘。'14）、金澤朋子（Juice=Juice）によるODATOMO、工藤遥（モーニング娘。'14）、岡井千聖（℃-ute）、高木紗友希（Juice=Juice）によるトリプレット、佐藤優樹（モーニング娘。'14）、勝田里奈（スマイレージ）、植村あかり（Juice=Juice）によるさとのあかり。SATOYAMA movement発の新ユニット3組は、各メンバーがそれぞれのポテンシャルをフル発揮し、ハロー！プロジェクトがいかに選手層の厚い実力派集団であるかを実証。他のアイドルを追従させない、本物の強さを感じさせた。
＜田中れいな率いるLoVendoЯ 飯窪春菜ら絶賛＞
今回の【ひなフェス】には、モーニング娘。OGの田中れいな率いるLoVendoЯもゲスト参加。4月23日リリースの『不器用』からヘヴィでエモなオリジナル曲を披露し、後輩の飯窪春菜（モーニング娘。'14）が興奮気味に絶賛するほどの、長年にわたってモーニング娘。を支えてきた先輩の偉大さ。そして新たな夢に立ち向かっていく覚悟も垣間見せるライブを見せつけた。また、ハロプロ研修生の末恐ろしい爆発力を持ったアクトや、竹内による後藤真希カバー、スマイレージ田村による松浦亜弥カバーの披露も。
＜モーニング娘。'14 奇しくも感慨深いセットリストに＞
そしてメインディッシュとして登場したモーニング娘。'14のアクトは、奇しくも田中れいなのモーニング娘。卒業シングル曲「君さえ居れば何も要らない」や、プラチナ期の代表曲のひとつ「みかん」、そして彼女と道重さゆみの6期がトップに登り詰めたシングル曲「One・Two・Three」等、感慨深いセットリストに。そのすべての楽曲を当時より進化したパフォーマンスで披露し、現メンバー10人が背中に光を浴びながらフォーメーションダンスを繰り広げる姿は、あまりに神々しく涙を誘うレベルだった。
＜スマイレージ初の単独武道館公演決定＞
なお、今回の【ひなフェス】は、4公演で約20000人を動員。初日2回目の公演では、スマイレージ初の単独武道館公演決定が、大型ビジョンに現れたプロデューサーつんく♂から発表されている。
取材＆テキスト：平賀哲雄
◎つんく♂メッセージ
どうも！ 俺、つんく♂
ゲンキに療養中！
今、スマイレージはライブハウスツアーを開催中やけど、
この2年間で、全国3周周りはしてもらう事にしたのでがんばれよ！
みんあ中学卒業したし、さらに平日含めていけるとこ行って
皆さんに歌と愛と笑顔を届けてや。
で、ちょっと早いけど先にご褒美。
もうすぐの話やけど、
この夏の7月15日に武道館ライブ決めたよ！
ま、正直、8000人満員にしたいところやけど、
実力不足なんもわかってる。
でも、ファンの皆さんの応援を信じてお応えするしかないね。
だから、チャレンジや！
成功出来ると信じ、その御礼として、逆に全国周ろうやないか。
2年で3周やで～。
ほなな。
peco
春風亭一之輔
peco
石井志昂
