発達中の低気圧の影響で、北海道は南よりの非常に強い風が吹き、最大瞬間風速は30メートルを超えた所も。一方、西日本は北西の風が強まり、気温が下がっています。

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吹き荒れる風

低気圧が急速に発達しながら日本海を北東へ進んでおり、北海道へ近づいています。
また、この低気圧から延びる寒冷前線が本州付近を通過中です。
このため北海道や東北を中心に南よりの風が強まっており、何かにつかまっていないと立っていられないような非常に強い風の吹いている所があります。
北海道の苫小牧では、最大瞬間風速32.6メートルを観測し、2月の1位の記録を更新しました。
また、白老でも30メートルを超えています。
北海道や東北では、この非常に強い風に雪を伴っており、あすにかけては見通しの全くきかない猛ふぶきとなる所があるでしょう。
すでに飛行機の欠航や、列車の運休や遅延が発生しているなど、交通機関が乱れています。
道路は通行止めや速度規制など、雪や風による影響が出ており、北海道では車の運転が困難な所もある見込みです。
最新の情報を確認し、不要不急の外出は控えましょう。

真冬の寒さに逆戻り

一方、寒冷前線が通過した西日本から、北西の風に変わってきています。
真冬並みの強い寒気が西まわりに流れ込んでおり、朝よりも気温が下がっている所があります。
福岡は、今日に日付が替わった頃は12度くらいありましたが、その後、グングン下がって、午前11時現在6度4分です。
午後も気温は横ばいか下がる所が多く、最高気温はきのうより10度以上低くなる所も。
冷たい北西の風が強めに吹いて、昼間も震える寒さでしょう。
なお、関東など、これから寒冷前線が通過する地域も、雨の後は北西の風に変わり、気温が急降下する見込みです。

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