カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)
カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)
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 2023年も精力的に仕事に励むお笑い芸人のカンニング竹山さん。ソフトバンクホークスのファンであることは有名だが、年が明けて、ホークスの本拠地・福岡PayPayドームの天井にのぼってきたという。一体、何があった!?

【写真】たしかに怖い!福岡ドームの天井はこちら!

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 自分自身が出演しているにも関わらず、つくづく「これって、面白いな」と思う仕事が立て続けにあった。

 1つは、『今君電話』(Eテレ)。「どんなことでも話したいことがある人は電話をかけて」とSNSに電話番号を公開し、様々な声に耳を傾ける『今君電話』の「年末の夜、カンニング竹山が電話で話を聞きます」という年末編が放送されます(28日午後10時~)。

 2022年を生き抜いてきて、色々な人生があるんですよ。2022年の最後の週、12月29日、30日に電話でお話を聞きましたが、もちろんコロナ禍での人生模様もあるし、コロナとは関係ない、思わず笑っちゃうような人生もある。

 人の人生のパターンを色々聞いていると、僕は電話の受け手ですが「僕も頑張ろう」と素直に思えてくる。脳性まひの方からの電話も受けたりしました。障害があるから特別な悩みを話したいというのではなく、いってみればごく普通の悩みを持っている。『バリバラ みんなのためのバリアフリー・バラエティー』(Eテレ)の出演の経験で、脳性まひの方とも過去にお話ししたことがあるから、その悩みもよくわかるんですよね。

『今君電話』は今回の年末編の放送のあとも、年間何回か放送が予定されています。自分でもいい番組だなと思っています。でも、自分の口から宣伝しないと、民法の番組と違ってなかなか広まらないので(笑)!

 2つ目は、福岡の地方局の制作したドラマ。テレビ西日本がソフトバンクホークスと組んでドラマ『1回表のウラ』を制作しました。プロ野球選手だった主人公(俳優の福山翔大)が戦力外通告で球団の職員になって裏方に回り、様々な困難に巻き込まれながら開幕戦を迎えるというストーリー。ソフトバンクホークスの全面協力のもと、ホークスの藤本博史監督や柳田悠岐選手も出演したり、キャストはほぼ福岡県出身の俳優の方たち。僕もそれに呼ばれて、ドラマ出演しました。僕の役は頑固な花火職人。

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頑固な花火職人もビビるドームの天井