こうなると、今後のお年玉のことが気になって仕方がなかった。「一度あげてしまったし、これはもしかして毎年あげなきゃいけないのか。それって、めっちゃ損じゃん」ってね(笑)。
この連載で、何度も伝えているけど、ボクは、絶対に“損”はしたくない人間なんだ。どんなことに対しても、必ず最後は”得”をして終わりたい。いつも、そう考えて生きている。それは、もちろん、お金の面でもそうだ。
リチに対して、「お金を使ってあげたい」って気持ちにうそはないの! ただ、毎年必ず正月にはお年玉っていう出費が待っているんだってことを考えると、少し複雑な気持ちになったんだ。
「出費した分を、なんとか取り戻す方法はないか」、そんなことを考えた揚げ句、結局頼ったのが、リチのご両親だった。実は、ボクは、自分の両親に、毎年お年玉をもらっている。だから、もしかしたら、リチのご両親も、ボクにお年玉をくれるかもしれない、そう思ったんだよね。
ちなみに、その後、ボクがアップしたツイートは、こんな感じ。
<リチにお年玉あげたので、これから毎年損だなっておもってたけど、そうだ!リチの親からもらえるはずだしん!義理のパパ、ママーーー!!>
ボクのツイートをご両親が見たのか、はたまたリチが教えたのか、詳細は分からないけど、後日、リチがお年玉袋をもって、ボクの家にきた。「はい、お父さんとお母さんからだよ」ってね。これには、正直、めちゃくちゃびっくりした!お年玉って、ボクは、「愛の深さ」だと思っているから、リチのご両親にも、愛されているんだなって実感できて、すごくうれしかった。やっぱり、家族が増えた気がしたのは、間違いじゃなかったんだってね。
でも、結果は、炎上……。
まさか、あんなに批判されるなんて思いもしなかった。
お金絡みのツイートは今後気をつけなきゃだしん。
(構成/AERA dot.編集部・岡本直也)