低気圧や前線の影響で、広く雨が降っています。特に九州は雨脚が強まり、11月の降水量2か月分の雨が降った所も。これまでの雨で地盤が緩んでいる所もあるため、土砂災害に警戒が必要です。

本州の南岸には前線が停滞し、前線上の低気圧が九州の西を東に進んでいます。
この前線や低気圧に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっています。
九州から東海にかけては、広く雨が降っています。特に鹿児島県では、降り始めからの雨量が100ミリを超えている所も。
薩摩川内市の八重山では、降り始め(17日午前1時)から18日午後1時までの降水量が、179.5ミリとなりました。
平年の11月の降水量が81.7ミリなので、11月2か月分を超える量の雨が降ったことになります。
これまでの雨で地盤の緩んでいる所がありますので、土砂災害に警戒を。
また、低い土地の浸水や河川の増水、落雷、竜巻などの突風にもご注意ください。
今後、雨の範囲は関東や東北にも広がる見込みです。雨脚が強まる所もありますので、大きめの傘があると良さそう。下のリンク「雨雲の動き」や「豪雨レーダー」もチェックしてみてください。