11日、釧路地方気象台は記録的短時間大雨情報を発表しました。釧路地方の弟子屈町と標茶町、白糠町付近で猛烈な雨が降ったとみられます。

16時半までの1時間に釧路地方の弟子屈町南部付近で約100ミリ、標茶町北部付近で約90ミリ、17時までの1時間に白糠町北部付近で約80ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
北海道では大気の状態が非常に不安定な状態が続いています。11日15時半までの1時間に、上川地方の幌加内町北部付近で約90ミリの雨が降ったとみられます。
今夜遅くにかけて、雷を伴い非常に激しい雨の降るおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水など警戒してください。
また、北海道では17時現在、胆振、日高、釧路、根室、十勝地方に竜巻注意情報が発表されています。落雷や竜巻などの突風、ひょうにもご注意ください。

記録的短時間大雨情報とは

数年に一度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析したときに、各地の気象台が発表します。
その地域にとって、「災害の発生につながるような、稀にしか観測しない雨量」であることをお知らせするために発表するものです。