昨夜、小笠原近海を震源とするマグニチュード(M)8.5の地震。小笠原周辺や首都圏中心に日本列島は大きく揺れた。M8クラスの巨大地震から身を守る備え。もう一度点検を。
この記事の写真をすべて見る巨大地震に備える
マグニチュード8クラスの地震は「巨大地震」に分類されています。マグニチュードとは、地震の震源での規模のことで地震そのものの大きさといえます。1923年以降でM8クラスの地震は、2011年の東日本大震災を筆頭に2013年のオホーツク海での地震まで10例ほどです。その中でも、今回の8.5は2番目の規模でした。
地震は、地下の岩盤が「ずれ」て起きるもので、岩盤がずれた地域を震源域とよび、M8クラスでは100kmから200kmに及びます。各地の震度は、そのずれによる地震が伝わった先で地表が揺れとなったときの大きさです。
tenki.jpでは、地震についての詳しい解説を下記リンク 地震を知る 万が一に備えて にまとめていますので、ご確認ください。
31日の天気 雨あがる所 これから降る所
【伊豆諸島】
雨が降りやすいい一日です。雷を伴うことや激しく降ることもある見込みで、大雨に注意なさってください。
【沖縄】
梅雨空が続くでしょう。雷を伴う所、強く降る所があるでしょう。気温は30度近くまで上がる所もあるなど、暑い梅雨空です。
【九州から東海、北陸】
天気は回復。次第に晴れるでしょう。晴れてくると、待っているのは暑さです。熱中症要注意。水分補給と適度な塩分補給、休憩をとるなどならないための対策を心がけましょう。
【関東甲信】
雲の多い天気ですが、北部中心に晴れ間があります。昼ごろにかけて、にわか雨もあるでしょう。最高気温30度前後。蒸し暑さを感じる湿っぽい空気です。
【東北、北海道】
次第に晴れるでしょう。東北南部は30度近い暑さの所がありますが、東北北部と北海道は20度前後の過ごしやすい陽気です。釧路の予想最高気温21度は8月上旬並みです。
6月1日 気象記念日
日本にも世界中にも数々の記念日がありますが、6月1日は日本の気象記念日です。気象庁の前身「東京気象台」が明治8(1875)年に設立されたことを記念したもので、ことし第140回を迎える気象記念日です。
1日 全国的には晴れて暑い
【沖縄】
雨雲は弱まって、梅雨の中休みですが、雲の多い天気です。
【九州から北海道】
晴れる所が多いでしょう。南からの空気(夏の高気圧の一部)と強い日差しが、温度計の針を上昇させます。暑い一日になるでしょう。札幌の予想最高気温26度は7月下旬並みです。