市瀬さんは、さらにこう続ける。
「無差別級のぶつかり合いの中で、愚直に戦い続ける姿はエンターテインメントとしても上質だということに多くの日本人が気づいたのだと思います。格闘技がラグビーに学ぶべき点は少なくないでしょうね」
ドレッドヘアーが印象的な日本代表フッカーの堀江翔太選手は、アサヒカメラ増刊「ラグビー日本代表 写真ガイドRUGBY PHOTOBOOK & GUIDE JAPAN 2019」で、こう語っている。
「格闘技とボールゲーム、2つの要素があるから、単純に見てて楽しいですよ。(中略)会場でビールでも飲みながら、すげえぶつかってんな、って思って見てくれたらいい(笑)」
(文/編集部・小柳暁子)
※AERAオンライン限定記事