ryuchellが全国ツアーを振り返る アルバム収録曲『秘密』に込めた思いとは

　現在4歳になる男の子を育てるpeco（ぺこ）さんとryuchell（りゅうちぇる）さん。昨年8月、婚姻関係を解消しましたが、これまで通り3人で「新しい家族の形」を築いていくことを公表しました。本連載では、お二人の日々の育児や家庭について交互に語ってもらっています。今回はryuchellさんに、先月終えた全国ライブツアーついて振り返ってもらいました。

【写真】ryuchellさんが「理想の自分」と言ったライブでの姿はコチラ（3枚）

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　3月26日に全国ライブツアーが終わりました。2月に福岡から始まって、大阪、沖縄、愛知と巡らせていただいて、最後は東京でした。

　昨年8月に新しい家族の形になることをお伝えしてから、様々なお声をいただきました。私に対して厳しいご意見をいただき、その通りだなと思うところもありました。

　そんな中でもついてきてくれたファンの方々がいらっしゃいました。ファンの皆さまに直接感謝の気持ちを伝えたい。ただ伝えるのではなくて、真面目だけど、楽しく伝えたい。そんな思いで、今回『※T愛me Ma心n※』（※はハートマーク、読み：タイムマシーン）という新しいアルバムをつくって、ライブを開催させていただきました。

　4年前にもアルバムを出しているのですが、今回のアルバムは4年前に書けなかったこと、言えなかったことを、表現することができたと思っています。家族や多くの皆さんのお蔭で、より自分らしく、素直になることができたからだと思っています。

　例えば、今回のアルバムに『秘密』という曲があります。この曲がどのようなものかというと、自分の居場所を守るために、大切なものがあるから、秘密にしてきたものがあった。それが自分らしいと思っていた。だけど、大切なものを守るために、そして自分を守るためには、その秘密を隠さず自分の色を出していかないといけない。それを信じてみたい。そんな曲です。

　今回のアルバムもライブツアーも1980、90年代の世界観を表現していました。オシャレできらびやかで、哀愁ただようイメージです。