2022年11月に掲載された米国のセントルイス大学のHunter氏らが、18 ~ 49 歳の女性1,037 人を対象に行ったオンライン調査によると、対象者の30%が新型コロナウイルス感染症の流行によって生理用品を入手するのが難しくなったと回答し、29%が過去1年間に生理用品の購入に苦労し、18%が生理用品がないために仕事を休んだと回答していたといます。

「月経なんて来なかったらいいのに……」と久しぶりに思ったものの、まだ10年以上、私は月経痛と付き合っていかないといけません。低用量ピルの内服を再開するか否か、考え直さないといけなくなった今日この頃です。

山本佳奈(やまもと・かな)/1989年生まれ。滋賀県出身。医師。医学博士。2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。2022年東京大学大学院医学系研究科修了。ナビタスクリニック(立川)内科医、よしのぶクリニック(鹿児島)非常勤医師、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)

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