毎年恒例の「2019ユーキャン新語・流行語大賞」が東京・帝国ホテルで12月2日に発表された。
年間大賞には、日本中で盛り上がりを見せたラグビーワールドカップ日本代表が掲げた「ONE TEAM(ワンチーム)」が選ばれた。表彰式には日本ラグビーフットボール協会の森重隆会長が出席し、
「それだけラグビーが日本に浸透したということで、うれしいです。一生に一度と思っていたのですが、これだけ盛り上がるのであれば、20年後、30年後にまたやりたいです」
と喜びを語った。
以下、「ONE TEAM」の他にトップ10入りした受賞語。
<( )内は受賞者、登壇者>
・「計画運休」(国土交通省/水嶋智 国土交通省鉄道局長)
・「軽減税率」(秋葉弘道 有限会社アキダイ代表取締役社長)
・「スマイリングシンデレラ/しぶこ」(プロゴルファー 渋野日向子)
・「タピる」(タピりすと。華恋、タピりすと。奈緒)
・「#KuToo」(アクティビスト 石川優実)
・「〇〇ペイ」(PayPay株式会社/中山一郎PayPay株式会社代表取締役社長 執行役員CEO)
・「免許返納」(免許返納された全ての人)
・「闇営業」(FRIDAY編集部/藤田康雄FRIDAY編集長)
・「令和」(御田良知 坂本八幡宮宮司)
さらに今回は、選考委員特別賞として、元大リーガーのイチローさんが現役を引退する際に会見で発した、「後悔などあろうはずがありません」が選出された。
この“本家版”の発表にさきがけ、「週刊朝日」11月8日号では、独自に編集部が選んだ2019年流行語30を掲載した。
そのなかには、「高齢ドライバー」(週刊朝日)→「免許返納」(本家)という具合に、少し言葉が違うものもあったが、特別賞も含め、「計画運休」以外のすべての言葉が本誌版と一致という結果となった。
週刊朝日版流行語企画に参加していただいた、コラムニストの石原壮一郎さんに、“本家版”の結果について感想を聞いた。