野村周平「生きた英語はスケボーで」今年米へ留学したワケ

■THIS WEEK

5月末から単身ニューヨーク在住。
月～金曜日：基本、午前中から午後まで、英語学校でレッスンを受けている。当然、授業はすべて英語。7月に比べると、ヒアリングもリーディングもかなりスムーズになってきた。ただ、ノートにメモすることは文法についてがほとんどなのと、丁寧な言い回しが多いので、夕方、スケボーをしに街に出ても、「今日習ったことが日常生活に役立った」ことは、今のところあまりない。夜はクラブに出かけて、知り合いのニューヨーカーとコミュニケーションを取る。友達も増えて一石二鳥。

土曜日：知り合いに薦められた美術館に足を運んでみる。小さなギャラリーもたくさんあるし、知り合いの知り合いが個展を開催することも多いので、アートに触れる機会は格段に増えた。夜は友人とディナー。ステーキを食べて、日本の柔らかい焼き肉が恋しくなる。「日本食で恋しいのは“肉”」

日曜日：買い物や洗濯や掃除など、たまっていた家事を一気に片付ける。たっぷり昼寝をして、夕方からスケボーをやりに外出。「道でスケボーしても怒られない。ニューヨーク、最高！」。暗くならないうちに、早めに家に帰る。英語の予習も怠らない。「高い授業料を払っているんだから元は取らないと！」

※週刊朝日 　2019年10月18日号