アジのから揚げエスニック風  (撮影/写真部・松永卓也)
アジのから揚げエスニック風  (撮影/写真部・松永卓也)
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【ワンポイントアドバイス】外側が少しキツネ色になり、サクッとしてきたらOK。揚げすぎないこと。  (撮影/写真部・松永卓也)
【ワンポイントアドバイス】
外側が少しキツネ色になり、サクッとしてきたらOK。揚げすぎないこと。  (撮影/写真部・松永卓也)

 たまには家で、エスニックな香りがする料理を作るのも楽しいものです。今回はナンプラーを使ったピリ辛ソースで食べる、アジのから揚げをご紹介します。

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 ナンプラーは、カタクチイワシなどを塩漬けし、発酵させてつくるタイの調味料です。独特の香りがしますけれど、一度ハマるとクセになると思います。

 ソースは揚げ物に入る前に、作っておいてください。野菜類も切って、先にお皿に盛り付けておくと便利です。そしてアジですが、おいしく仕上げるには「油で揚げすぎないこと」が重要なポイントです。油の温度は170度くらい。くれぐれもアジの“ふっくら具合”が失われないよう、気を付けてください。

 そしてアジのから揚げがアツアツのうちに、ナンプラーと豆板醤をミックスしたピリ辛ソースをかけましょう。揚げたてのうちにかけたほうが、ソースがアジにジワッとしみこみます。そしてアジをつまんでみると、口の中いっぱいにナンプラーの香りが広がります。

 この料理には、やっぱりタイのビールを合わせるのが絵になるかしら。SNSにのせる写真用に、さて、小道具を買いに出かけましょうか。

(構成/赤根千鶴子)

■アジのから揚げエスニック風
【材料】(2人分)アジ(三枚おろし)2尾分、水菜1/2束、みょうが2個、紫玉ねぎ1/2個、ピリ辛ソース(ナンプラー大さじ1、酢大さじ2、砂糖小さじ1、豆板醤大さじ1/2、すりおろしにんにく小さじ1/2) 

【作り方】(1)紫玉ねぎは薄切りに。みょうがは千切りに。水菜は5cmくらいの長さに切り、皿に盛り付ける。(2)ピリ辛ソースの材料を合わせる。(3)アジはおろしたものをさらに半分に切り6枚用意する。水気をふき取り、全面に片栗粉をまぶし余分な粉を落とす。(4)天ぷら油を170度に熱し、アジを2分ほどカラリと揚げる。(1)の皿に盛り、(2)をかける。

【ワンポイントアドバイス】外側が少しキツネ色になり、サクッとしてきたらOK。揚げすぎないこと。

週刊朝日  2019年9月27日号