――(KinKi Kidsは)いろんな挑戦をさせてもらったと思うのですが、そのことについて、どう思いますか。

光一:今思うのは、今日、この日はやめてよと言っていると思います。多分、嫌がっているでしょう。

剛:恥ずかしがり屋なんでね。

――ご自身が主役になるのはいやなんですよね。

剛:自分のためにこれだけの人にお時間を割いていただくということがほんとに心苦しく思っているというか、そういう意味合いです。

光一:でも、やっぱり僕らからありがとうも伝えたいし、それをお世話になったファンの皆さんや(マスコミの)皆さんとともに、ジャニーさんにありがとうと言えることができればいいかなという日です。

――ファンの皆さんもありがとうといいに来てくれると思います。

剛:彼が病室で長い時間僕らと一緒にいましたけれど、これは僕の感覚ですが、ジャニーさんだったら、ファンの中にもお亡くなりになった方もいらっしゃるでしょうし、今この地球上で一緒に住んでいる方もいらっしゃるでしょう、ジャニーさんが、その体から魂が抜けてすべての人にありがとうって伝えにいっているじゃないかなと、そんなことも考えましたね。こういう場を設けさせてくれたことに、また、ご参列いただきまして、その方々に直接ご挨拶をさせていただきました。こういう場を設けるというのは、いろいろな思いもあったのですが、やはりこういう風に受け入れてくださった東京ドームの方々もそうですが、皆さんのお力添えもあり、こういう場を設けさせていただいたのは、結果ジャニーさんも喜んでいるんじゃないかと思います。

――この東京ドームは(KinKi Kidsが)数多くコンサートをしてますよね。

剛:そうですね。とても思い出深い場所でもあります。僕たちにとっても思い出深い場所で、ジャニーさんのお別れ会をすることは思いもしなかったし、今日はいろんな思いが駆け巡りますね。

――改めて献花をする際にジャニーさんにどのようなお言葉を掛けましたか。

剛:僕はとてもシンプルに、「ありがとう」ということと、「愛しているよ」ということを伝えました。

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ジャニーさんの心に触れた