会見での集合写真(写真/太田サトル)
会見での集合写真(写真/太田サトル)
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 大晦日の「第69回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が、東京・渋谷のNHK放送センターで発表された。

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 今回の出場歌手は、紅白合わせて42組プラス椎名林檎と宮本浩次のデュエットによる「特別企画」枠が1組。

 初出場歌手は紅組が、あいみょんとDAOKOの2組、白組は、King & Prince、Suchmos、純烈、YOSHIKI feat. HYDEの4組の計6組。さらに、世界各国でも注目される紅白らしく、ジャパンカルチャーを世界に発信するという「企画コーナー」での出演として、スクールアイドルプロジェクト「ラブライブ!サンシャイン!!」に登場する9名の女性声優によるグループ「Aqours」と、ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE」を原案としたミュージカル「刀剣乱舞」に出演するグループ「刀剣男士」の出演も発表された。

 この日は企画コーナー出演の2組を含めた初出場歌手と、今年リリースのシングル「U.S.A.」が社会現象的なヒットを記録したDA PUMPが会見の場に登場。

「(ジャニーさんに)『誰にも内緒だよ。YOUたち、紅白だから』と言われました」(キンプリ)

「青春したいと思います」(純烈)

「親孝行がようやくできるのかな」(あいみょん)

「(今回のユニットでは初出場ということで)新人の気分です」(YOSHIKI)

 初出場の喜びや意気込みを各自、語った。

 今回の紅白をめぐっては、内定報道も出ていたBTS(防弾少年団)が出場するかどうかについて、大きな注目が集まっていたが、今回は落選。メンバーが着用した「原爆Tシャツ」や「ナチス帽子」の問題が関係するのかどうか気になるところ。

 NHK側は、紅白出場歌手の選考基準について、<今年の活躍><世論の支持><番組の企画・演出>の3点を基準に、「総合的に判断」したという。NHK制作局の渋谷義人チーフ・プロデューサーは、BTSの落選についても、あくまでもこの3点の基準によるものと報道陣に説明、Tシャツ問題との関連性などについては、具体的な説明は行わなかった。

 芸能評論家の三杉武氏は、

「スポーツ紙で内定報道が出るということが、ほぼ決まったものであることが多いので、出場の方向であったという可能性は高いです。BTSに東方神起、TWICEなどで、韓流枠の復活とも言われていました。徴用工問題など政治的な問題も含め、タイミングが悪いという言い方をしていいかわかりませんが、発表直前に大ごとになってしまったことは影響していると思います」

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「韓流というだけで…」