現在、5大ドームツアーの真っ最中で、シングル「ここに」が発売されるなど、6人体制での関ジャニ∞がスタートを切った。渋谷すばるさんの脱退後、さまざまな葛藤を抱きながらも進み続ける彼らに、今の思いを聞いた。
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──現在、6人体制での5大ドームツアーの真っ最中ですね。
錦戸:6人体制になって初めてファンの皆さんの前に立った札幌公演では、いつもと違う緊張感がありました。1曲目の後、今思っていること、これからのこと、全部正直に伝えました。
村上:目の前の出来事に向き合うだけで精いっぱいで、あまり余計なこと考える余裕はありませんでした。でも、6人でもやっていけるという、“とっかかり”みたいなものは共有できたんじゃないかな。
安田:6人になった分を、お互い自然にカバーできた。お客さんに失礼のないステージをお見せできるように、できることを精いっぱいやっています。僕たちの新しいかたちを見ていただかなくてはならないし、メンバー全員、それぞれ歌を届ける才能があると思うので。
大倉:お客さんが僕らのことを愛してくださってるというのが伝わってきました。ちょっとシーンとしてしまうかもしれないと思った場面でも、一生懸命声を出して、笑顔を見せて、盛り上がろうとしてくださったり。
丸山:ファンの方に包み込んでもらってるような感じがあって、すごく救われましたね。ファンの方の気持ちも、それぞれ違うと思うんですよ。いろんな感情があっていいと思うし、それが関ジャニ∞の新しいライブのかたちを作っていくんだと思います。
横山:グループであり続けることって、すごく難しい。でも、僕たちはもう前を向くしかないので、全力でやっていきます。いつか(渋谷)すばるの決断が、彼にとっても関ジャニ∞にとっても間違いではなかったと思えるように。
──8月25日から15周年イヤーに突入しました。今後の関ジャニ∞の目標は?
丸山:今聞いて、「そんなに経つのか」って思いました(笑)。いろんなことがありましたからね。
安田:僕自身はまず体を治すことですね。早く良くなって、いっぱい心配してくれたファンの皆さん、事務所の方やメンバーに、感謝をお返ししたいです。