「ウチのオリジナルではないのですが」とのことだが、目利きの黒崎氏がセレクトしたローションと聞けば、説得力は倍増。ネイリストの間では既に有名なブランドだそうで、「保湿をしながら角質ケアができる」ということで、これまでの「削る」から「磨く」というべき結果になるのがウリだそうである。

 こう言われると、やすりでゴシゴシ削った日々が何やら懐かしく、そうしたほうが旧(ふる)くて頑固な角質が除去されやすいように思う。

 だが、そんな不安は無用だった。同フットローションを利用しながらのケアは、こんなに落ちていいのかしらと思えるほど、足から粉になった角質がバラバラと落ちていき、触ってみると、自分の足裏ではないような。赤ちゃんとまでは言わないが、大げさではなく、少女時代のようなツルツルの感触が甦った。

 思わずボトルの裏に記された説明を見せてもらうと、1行目に「プロ用」とある。続いて、150mL ¥4500! けっこう、いいお値段だ。

 が、「足裏&かかとケア用 しっとり化粧水(弱酸性)」とか「保湿ローションです」とか、続く有名美容成分の羅列に納得!

 さらに、「ひざ、手のひらにも」使えるとわかり、ならば安いかもしれないと思った。今夏の手足ケアは、この一本で決まりだ。

週刊朝日  2018年7月27日号

暮らしとモノ班 for promotion
「Amazonブラックフライデー」のみんなの購入品は?先行セールで売れた商品をチェック!