まだ野崎さんは生前、「愛犬のイブちゃんの面倒をみてくれる人に遺産を相続してもらいたい」などと周囲に語っていたという。
野崎さんの親族や経営する会社の従業員たちは、当初から愛犬の「怪死」の不可解さについて和歌山県警の調べに対し、供述し、早期の捜査を求めていたという。
和歌山県警は当初、早期に愛犬を掘り返す予定だったが、きちんと埋葬されていたことから、準備などで着手が今日になったという。
「野崎さんの死の18日前に愛犬がどうして急死したか。その死因と野崎さんの死の因果関係を調べることになる。もちろん注目されるのは、イブちゃんの体内から覚せい剤成分が出るか、否か。もし、検出されたら、野崎さんの体内の覚せい剤成分と一致するか。調べることになる」(捜査関係者)
イブちゃんの怪死からおよそ1カ月が過ぎているが、謎は解明されるのか?(本誌取材班)
※週刊朝日 オンライン限定記事