![家電量販店でのバイト経験を生かす芸人の「かじがや卓哉」さん。手に持つのは家電製品総合アドバイザーの「認定証」](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/d/2/481mw/img_d2c9691b6730fbe2968ef46ae2cec9aa49017.jpg)
![週刊朝日のアンケートに寄せられた主な“ざんねんな家電”(週刊朝日 2018年6月8日号より)](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/e/e/620mw/img_ee7917d5d862c8041332050e9830f3da358152.jpg)
![SUUMO編集部のアンケート(週刊朝日 2018年6月8日号より)](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/2/b/620mw/img_2b8633eb35be1b3c7a9d80dfaa257ecb188609.jpg)
![家電ライター・藤山哲人さんの順位(週刊朝日 2018年6月8日号より)](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/5/c/620mw/img_5c503c27e756c83c8f4cdea77a242d5c153582.jpg)
ミキサーやロボット掃除機、美顔器……。これは欲しいと喜んで買ったのに、今は全然使っていない家電製品がありますよね。どんなものが押し入れで「ホコリをかぶる」のか。ベストセラーの『ざんねんないきもの事典』ならぬ、「ざんねんな家電事典」を紹介しよう。
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せっかく買ったのに使わなくなったのには訳がある。家電ライターとして数多くの製品を評価してきた藤山哲人さんの意見をもとに、ざんねんな家電と理由についてまとめた。1位に挙げたのは美顔器などの美容家電だ。
「美容家電にはいろいろな種類があって、蒸気や超音波を出すものもあります。中には本当に効果があるのかどうか、はっきりしないものもあります」
購入者は女性が中心だ。価格は数万円するものもあり期待が高いだけに、効果が実感できないと失望も大きい。脱毛器のように効果がわかりやすいものもあって、一概にざんねんとは言い切れないが、不満を感じる女性が目立つ。
藤山さんが2位に挙げるのは健康器具。おなかにパッドを装着し電気を流して刺激することで、腹筋が鍛えられるとされる機器などだ。スポーツ選手らを用いたCMで、効果をアピールしている商品もある。
「レビューを書くために1カ月実際に使ってみましたが、効果が実感できずその後は使っていません。使用時に痛みがあるので嫌だという人も多いようです」
3位はホームベーカリー(パン焼き器)。
「小麦粉やイーストなど材料費がかかります。結局はお店で買ったほうが、安くておいしいと感じる人もいます」
ホームベーカリーに限らず、アイスクリームメーカーやヨーグルトメーカーなどの専用調理家電は、材料費がかさんだり、準備に時間がかかったりする。
「専用調理家電はその時々で流行があります。アイスクリームメーカーやヨーグルトメーカーは近年人気でしたが、流行が過ぎると使われなくなる。作るのは面倒だし、片付けにも時間がかかるので、1回使っただけでホコリをかぶることも。過去にはワッフルメーカーやハンバーガーメーカーなども注目されましたが、今ではあまり売れていません」
専用調理家電のテレビCMや実演販売で紹介される料理は、プロが作るので見栄えがいい。食べてみて同じものができると思っていても、実際にはハードルが高いのだ。
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