東京証券取引所では毎日膨大な取引が行われ株価が決まっていく=多田敏男撮影
東京証券取引所では毎日膨大な取引が行われ株価が決まっていく=多田敏男撮影
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おすすめ40銘柄(週刊朝日 2017年12月15日号より)
おすすめ40銘柄(週刊朝日 2017年12月15日号より)
おすすめ40銘柄(週刊朝日 2017年12月15日号より)
おすすめ40銘柄(週刊朝日 2017年12月15日号より)

 投資の初心者は「つみたてNISA」でスタートすればいい。慣れてきて本格的にやるなら、個別の株式を買うことも検討しよう。うまくいけば株価の上昇が期待できるし、配当に加えて株主優待も狙える。「一般NISA」の枠内で買える“おすすめ”の銘柄をピックアップしてみた。

【図】おすすめ40銘柄

 少額投資非課税制度は3種類ある。「つみたてNISA」と「一般NISA」、それに子や孫のために両親や祖父母らが運用する「ジュニアNISA」だ。金融庁によると全体の口座数は6月までに1090万件を超えた。

 一般とジュニアについて紹介しよう。非課税で投資できる金額の上限は一般が年間120万円、ジュニアが80万円、非課税期間はともに5年間だ。個別の企業の株式や上場投資信託(ETF)など、幅広い金融商品を買うことができる。投資の「自由度」は高いが、その分損失リスクもあることは理解しておこう。

 NISAを利用するには、まず、入出金や取引に使うための口座を開く必要がある。証券会社や銀行など様々な金融機関が扱っている。品ぞろえや手数料などが異なるため、自分に合ったところを選ぶ。

 さて、実際に株を買おうとすると3500銘柄以上あり、どの企業を選ぶべきか迷ってしまう。そこで、専門家にアドバイスしてもらった。

「現在は株式市場が全体的に高い水準にある。日経平均株価に連動している投信などよりも、個別株のほうが投資するにはいいタイミングだ」

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