バッファロー・スプリングフィールドが解散するとすぐ、ニール・ヤングは初ソロ作品の制作に取りかかった。ずっと前から彼の心はバンドを離れていたのだが、ともかく、契約面での問題もクリアし、ここでようやく、正式な形で第一歩を踏み出したわけである。1968年夏。22歳のときだ。 このとき制作面で彼を支えたのは、デイヴィッド・ブリッグスと、バッファロー時代の意欲作「エクスペクティング・トゥ・フライ」にも…

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