「彼は高校時代は優等生で、音楽部に所属していました。服装は派手さはなく、清潔感があり、話し方もきちんとしていました。ただ、真面目な割に、当時からまわりには女の子が多く、チャラチャラしたイメージでした。モテたと思いますよ。でも、まさかこんな騒動を起こすとは」
歯科医師として働きつつ、市議3期目。元歌姫を口説き落とせるほど、話術にも長けているようだ。
一方の今井氏は、「一線を越えてはいない」という弁明の言葉が、それで通るのかという巷の議論に拍車をかけ、騒動をいっそう大きくする格好となった。
自民党の官僚経験者は残念そうに言った。
「大臣政務官か、党の女性局長などの要職につけるつもりだったんですが。ぽしゃってしまいました」
SPEEDの解散から17年。解散以来の衝撃を与えた今回の騒動は、スピード解決を願うばかりだ。(本誌・上田耕司)
※週刊朝日 2017年8月11日号