最近何だか老けたように思うのは、ひょっとしたら“たるみ”のせいかも…。たるまない人はどんなケアをしているのだろうか。噂の「顔ダンス」について、編集者・ライターの赤根千鶴子氏が取材した。
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紹介するのは、顔の筋トレ“顔ダンス”だ。考案者は『顔ダンスで即たるみが上がる! 若返る!』(世界文化社)等の著書がある、加藤ひとみさん。
「私は38歳のときに鏡に写った自分の老け顔に衝撃を受けました。あまりにもひどすぎて(笑)。そこで試行錯誤してつくりあげたフェイストレーニングが、顔ダンスです」
顔ダンスは笑顔を作る筋肉に働きかける、顔面体操。
たるみを寄せて、上げて、引き締めるポーズを繰り返して行う。この顔ダンス、加藤さんがブログで動画を公開したところ、あっというまに人気に火がつき、加藤さんは今や全国のセミナーを飛び回っている。
「顔の筋肉を鍛えると、体と同じように引き締まってくるんですよ。私自身、顔ダンスを始めて2週間で近所の奥さんに『ねえ、整形したの?』と小声で言われ、びっくりしたんです」
顔ダンスの中から、たるみ改善の基本の三つを教えてもらった。まずは「たるみストレッチ」。唇全体を片側に寄せて5秒。そしてほうれい線に人さし指を当てて5秒。