「若いころは56歳というと、もう人生の先が見えてて、新しいこともないのかなという気もしていたのですが、実際にその年になってみると、自分の気持ちしだいで、もう一回青春みたいな気持ちになって、若いころにできなかったことにも挑戦できるんじゃないかなという気がします。そのために身体を鍛えて、そのために知識を蓄えて、もう一回青春を、恋をしましょうよと。50代からもう一回、青春しちゃおうよ、今までは準備期間だったんだという気がしてるんです」
1993年に発表した、世界的写真家・ヘルムート・ニュートンの手によるヘアヌード写真集「罪(immorale)」が大ヒットしたが、週刊誌で5月、20年ぶりに水着グラビアを披露したばかり。
「この歳でグラビアをやらせてもらえるなんて、夢のようです。生きてると何が起こるかわからないものですね。びっくりです」
というが、56歳のメリハリボディーによる「続編」を期待する向きもありそう。
しかし、石田は「バストはやせるとえぐれちゃって、一番戻りにくい場所なんです」と言い、自慢のバストの復活は、「もう無理ですよ。これでも一回やせて、もっとダランとなってたんですけど。離婚してから30年ぐらいたりますけど、(恋愛は)ほとんどしてないですから」と笑う。
この先の目標についてたずねられると、「言っちゃうと実現しないような気がするから…」と、ややはぐらかすような答え方をしていた。ファンが期待する「その先」は、もう心の中では決まっているのかもしれない。(本誌・太田サトル)
※週刊朝日オンライン限定記事