小山氏によると、海外勢の男子で注目は、40歳の“イケメンオヤジ”で7月の全英オープンで初のメジャー優勝を果たしたばかりのヘンリク・ステンソン(スウェーデン)、どこでゴルフをしても万能ぶりを発揮するというジャスティン・ローズ(英)、スペイン国旗を身に着けてやる気満々のセルヒオ・ガルシア(スペイン)の3人が要注目とか。
女子も面白い。リオ五輪では男女とも4日間計72ホールの総スコアで順位を争うが、この戦いで強さを発揮するのは「勝てる技術」と「勝ち方」を知っている選手とか。今回出場する海外勢の女子選手では、例えばリディア・コー(ニュージーランド)、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)、ステーシー・ルイス(米)らが有力という。
さて、わがニッポン代表の顔ぶれはどうか。男子では、あの和風、国産ショーユ顔の池田勇太と片山晋呉。小山氏は太鼓判を押す。
「池田勇太はいい。根性もあるし、金メダルは難しいかもしれませんが、入賞してメダルを持ち帰る、海外勢相手に一泡吹かせてくる可能性はあります」
女子は野村敏京と大山志保の2人だが、
「中でも今季米国ツアーで2勝している野村は勝ち方を知っている実力者。金メダルを取れる力がある」(小山氏)
ゴルフ会場は大西洋に近い新設コース。コースの芝も日本で使用されているタイプに近い高麗芝で日本勢には有利に働くという。
ゴルフ競技は男子は11日、女子は17日からスタートする。
※週刊朝日 2016年8月19日号
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