「梨園の妻と女優業との両立のため、食事などプライベート面も支えてほしい、と親しい関係者にぼやいていたようです。絶対に両立してみせる、そして今度こそ幸せになってやる、という怖さを感じるほど」(芸能プロ関係者)

 そんな意気込みが、会見時に着ていた藤色の訪問着にもにじみ出たという。

「描かれている花は、カサブランカと紀香さんの誕生花のダイヤモンドリリー。おそらく下絵から描いたオーダーメイドです。かなり細部にまでこだわって作られたものだと思います」(「美しいキモノ」編集部)

 会見時、常に愛之助の一歩後ろを歩き、登場した際も、写真撮影を終えて着席する際も、夫を立てて振る舞った「女優」ならぬ、新生・梨園の妻。思わず本音を見せたのは、子どもについて聞かれたとき。愛之助が「子どもがいなければ、養子でも芸養子でも構わない」と話した際、紀香は「できれば彼の子どもを産みたいと思うのが女心」と真顔で語った。

 挙式、披露宴は「できれば年内に行いたい」とのこと。今度こそ長く添い遂げられる幸せをつかめるだろうか?(本誌・松岡かすみ)

週刊朝日  2016年4月15日号