宮崎謙介前衆院議員 (c)朝日新聞社
宮崎謙介前衆院議員 (c)朝日新聞社
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「私の考えが浅はかというか、調子に乗っておごり高ぶっていたのではないかと思います……」

 次々と誘爆する“不倫舞台”に上がったのは、上方落語協会会長の桂文枝(72)。2月19日発売の写真週刊誌フライデーで、歌手の紫艶(38)との「20年不倫」が暴露話とともに報じられ、突如釈明に追われた。時折目に涙を浮かべながら、うつろな表情で反省の弁を語る。

「家庭の危機を抱えているのは現実。妻がそういうこと(離婚)を言ってきたら仕方がない」

「独居老人として心安らぐような老後を送り、落語と向き合っていきたいのでそっとしておいて」

 世間的にはほぼ無名の「愛人」が不倫などの騒動によって突如脚光を浴び、メディアに登場しては滔々(とうとう)と心境を語る──この構図、なぜか最近よく見かける。

「ゲス不倫」と騒がれた宮崎謙介・前衆議院議員(35)の騒動ではタレントの宮沢磨由(34)が、タレントの狩野英孝(34)をめぐる恋愛騒動ではモデルの加藤紗里(25)が、騒動を機に次々とテレビや週刊誌などに登場。悲劇のヒロインさながらに心情や裏話を語る状況に、「売名行為が行き過ぎだ」とバッシングが収まらない。中でも特に「戦略的」と言われているのが、先の文枝の元愛人・紫艶だ。

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