「夜回り先生」こと水谷修さんも自身のブログで、
「こんな形での報道は、(「スマスマ」放送局の)フジテレビのジャニーズ事務所と組んだ視聴率を取るための手段と言われても返す言葉はないでしょう」とぶちまけた。デーブ・スペクターも、
「(解散騒動で)日本の芸能界と事務所とかテレビのあり方がすごく浮き彫りになっちゃった」
と、事務所やスポンサーの顔色をうかがいながら報道するテレビ局の姿勢について真正面から意見し、「サンデー・ジャポン」(TBS系)のスタジオを凍らせた。
「SMAPレベルでも、独立できなかった衝撃は大きい」と話すコラムニストの今井舞さんは、
「日本の芸能界に、風穴を開けようとした行動に勇気づけられた人も多いのでは」
とも分析する。
「大事務所をヤメようとしたワケだから『よくやらかした!』と誉めるべきでは!?」
破天荒で知られる歌手の泉谷しげるは、ブログで力強く語り、こう結んだ。
「格好わるくても勝ちに行ってほしい」──。国民的アイドルの“再生”を日本中が見守っている。
(本誌・松岡かすみ)
※週刊朝日 2016年2月12日号
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