映画「ソロモンの偽証」やドラマ「コウノドリ」などで独特な存在感を放つ望月歩(15)。2015年9月から、シェアハウスで暮らす男女の共同生活に迫った実録番組「テラスハウス」のスタジオレギュラーにも抜擢された。その魅力に迫る。
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2012~14年に放送されていた「テラスハウス」を見ていたので、最初に話を聞いたときは、シェアハウスに住むほうだと思ったんでびっくりしました。よく聞いて、「あ、スタジオのほうか」とわかって安心しました(笑)。ただ、トークが上手な皆さんなので、一緒にモニターで男女6人の共同生活VTRを見てコメントするのは、ものすごく大変。トークのテンポも速くて、入りづれぇ……みたいな感じ(笑)。でも6人の恋愛模様を見て、良い意味でも悪い意味でも、「そうするのか」と勉強になるので、僕らしいコメントをしていきたいですね。好きなタイプは、何かに打ち込んでがんばっている人。「テラスハウス」を見ていると、恋愛っていいなぁと思います(笑)。
──小学生で嵐に憧れてダンスを始め、役者に興味を持ったという。
芝居がうまくできたときは嬉しくて、下手だったときは悔しくて、芝居って楽しい。でも、できあがった作品を見るのは、ホント恥ずかしくて嫌です。「ソロモンの偽証」では謎の転落死をしたミステリアスな中学生、ドラマ「マザー・ゲーム」では引きこもり少年を演じて、暗くて陰があると思われがちだけど、本当の僕は明るくて優しいですよ。自分で言うのもなんですけど(笑)。ご飯もどんぶり3杯は食べるし、暗いのは役だけです。
「ソロモンの偽証」では「口先だけの偽善者」という僕のセリフを、学校の友達にまねされてすごくからかわれました。恥ずかしかったけど、芝居が好きなので役者を続けていきたいです。