カズ「狙っていたのさ体を」

なつ「体重狙いだろうが」

カズ「お笑い界一の重量だもんな」

なつ「とにかくゴリゴリ押されてコンビ組んだ。互いにキャラ濃すぎてぶつかるんじゃないかと思ったけど、先を見越してたんだね」

カズ「え? なにを」

なつ「見てなかったんかい」

カズ「体が大きな人が大きい声を出すと説得力があるというとこは見切ったね」

なつ「でもあんたは変わってる。一度は銀行員になろうとしたんでしょ」

カズ「そう、大学まで自由にやってきたので堅い業界でこそ跳ねることができるかなと。ところが窮屈すぎて向いてないなと就活の終わりのほうで気づいた」

なつ「なんでもっと早く気づかないんだよ」

──ポスト南海キャンディーズとの声もあります。

カズ「それこそ南海キャンディーズさんと共演したい。12月におふたりがラジオでM-1に出る!と宣言されましたからね」

なつ「夢だねそれは。私たちもM-1の決勝までまた行きたい」

カズ「今回限りなく1位に近い7位だったから」

なつ「7位は7位だろ」

カズ「じゃあ今年は優勝に等しい6位を目指そう」

なつ「女優業もがんばりたい。一昨年BSプレミアムのドラマで演じたナンシー関さん役が好評だったので」

カズ「いいんじゃない?」

なつ「女優業がうまくいきすぎたら漫才ができないか」

カズ「うーむ、女優かM-1、どちらが儲かるか。自分も憧れの『相棒』に出てみたい」

なつ「あんたもドラマに出たいんかい」

(取材=本誌・牧野めぐみ、藤村かおり、松岡かすみ)

週刊朝日 2016年1月15日号

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