昨年5年ぶりに復活した漫才頂上決戦「M-1グランプリ」の準決勝でナイツなどベテラン勢が敗退するなか決勝に進出。優勝は逃したものの、強烈な個性で“次来る芸人”と話題沸騰したメイプル超合金の2人の登場だ。
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カズレーザー(以下カズ)「昨年は漫才新人大賞(漫才協会主催)とM-1(吉本興業主催)の決勝に残れて、うわっなぜだー?て感じ」
安藤なつ(以下なつ)「ホントびっくり」
カズ「3年やってきたことは変わらないのに。漫画『コブラ』をまねた俺の金髪も赤い服も、なつ選手の体重も」
なつ「130キロキープ!!」
カズ「まあ俺たちは見た目が強烈と言われるけど、しゃべりがおもしろいと言われると素直に嬉しいね」
なつ「南海キャンディーズの山里(亮太)さんも、M-1後にツイッターで『本当に面白かった。Wi-Fi(のギャグ)の時に死にかけました』なんて書いてくれたね」
──コンビを組むようになったきっかけは?
なつ「同じ舞台に出ていて、エンディングで私がいろいろな芸人にぶつかって全員なぎ倒して終わるはずが、あんたの番になったら逆に技をかけられて転ばされた」
カズ「会場がへーんな空気になってね(笑)」
なつ「後で楽屋に来たから、謝るのかと思ったら、コンビを組みませんか?って」