ツイッターで今年一番ツイートした単語がわかるというサイトがあり、やってみたところ、僕が今年一番発言していた単語は「仕事」でした。
予想外だったので驚きました。
「そんなに仕事仕事言ってたっけ」と、各月ごとに一番発言した言葉を見てみると、今年の前半が殆ど「仕事」だったのですね。
そこまで見て初めて、「そうか、『フォーゼ』に追われてたんだなあ」と、思い至りました。
この夏くらいまでは確かに『仮面ライダーフォーゼ』のシナリオをやっていました。その間に『ZIPANG PUNK -五右衛門ロックⅢ-』の脚本も並行して書かなければならなかったので、かなり切迫した気持ちだったのは事実です。
その焦りが、ツイッターにも出ていたんでしょうね。
自分としてはそんなに「仕事仕事」ばっかり言っていたつもりはないのですが、とりあえず自分で自分を鼓舞するために、ツイッターでつぶやいていたのかもしれません。
確かに当時に比べれば、今は随分と気持ちに余裕があります。
来年夏の舞台『真田十勇士』の台本のほかに、いくつか進行している仕事はあるのですが、『フォーゼ』をやっていた頃ほど切迫した気持ちはありません。
『仮面ライダー』という作品に関わるということは大変なことだったんだなあと、改めて思います。
その『フォーゼ』の最後の仕事になる、映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』が公開中です。よろしければ、劇場に足をお運び下さい。
そういえば、来年夏の舞台『真田十勇士』に、『仮面ライダーオーズ』の主役、渡部秀くんの出演が決まりました。
映画の打ち上げやイベントの楽屋などで何度かお見かけしたことはあるのですが、きちんと仕事をするのはこれが初めて。楽しみです。
この『真田十勇士』、主演は上川隆也さん、共演に里見浩太朗さん、柳下大くん、倉科カナさん、賀来千香子さんという豪華な顔ぶれなのですが、実は渡部秀くんの他にも戦隊やライダー、ウルトラなどの特撮番組に出演されていた方達がキャスティングされています。
『仮面ライダークウガ』で一条刑事役をやられた葛山信吾さん、『仮面ライダー響鬼』の斬鬼役の松田賢二さん、『侍戦隊シンケンジャー』のシンケンゴールド役の相馬圭祐くん。『ウルトラマンネクサス』のダークメフィスト役の俊藤光利さん。
特撮番組出身者が活躍しているというよりは、俳優の仕事の一環として特撮ドラマも認知されてきたんだろうなと思います。
ここに粟根まことや植本潤くん、小須田康人さんなど小劇場出身のよく知った役者が加わる。
キャストだけでもバラエティに富んだ、なかなか面白い芝居になりそうです。
去年から今年にかけては『仮面ライダーフォーゼ』と、『シレンとラギ』『ZIPANG PUNK』の劇団☆新感線の新作二本の台本に追われていました。
発表まではまだしばらくかかりそうですが、来年はまた少し違った仕事をお目にかけることができそうです。
今回が今年最後の更新になります。みなさんよいお年をお迎え下さい。