「8月1日の本読みの時点から、かなり荒れていました。翌日、最初の舞台稽古を無断欠席。所属事務所に連絡すると、マネジャーも彼女の様子を把握しておらず、かなり慌てていましたね。その後、正式に降板の申し出がありました」

 提出された診断書には、メンタル面でかなり参っているという内容の記述があったという。

 穂のかは18日にブログを更新。舞台稽古を無断欠席した日の様子について、「私は私自身の身体をコントロールできない状況に陥りました。前日にも身体の痺れが止まらず、嘔吐してしまうようなことがあったのですが、2日のそれはとても酷く、脱力感というか身体にまったく力の入らない、立つことすらままならない状態となり、お休みせざるを得なくなってしまいました」と説明。医師の診察を受け、「積み重なったストレスが原因で、症状は重度との診断」と明かしている。

「親の七光りを嫌がり、父親の名前を隠してオーディションを受けたりと、繊細なところがあったようです。芸能活動を続ける上で、ストレスを抱えることも多かったのでしょう」(芸能プロダクション関係者)

 二世タレントが大集合する舞台へ挑むにあたり、彼女の中で複雑な思いが増幅したのは想像に難くない。ブログには、「また一から、前向きに、ひたむきに、女優業に励みたいと願います」と気丈な言葉が並ぶのだが……。

週刊朝日 2013年9月6日号