
お笑い界の大御所コンビ・とんねるずの2人が、それぞれ別々に音楽活動を開始して話題を呼んでいる。石橋貴明(58)は90年代に人気を博した自身の音楽ユニット「野猿」の元メンバー2人とともに新ユニット「B Pressure」を9月に結成。一方の木梨憲武(57)はソロ名義での初アルバム「木梨ファンク ザ・ベスト」を発表しイベントを開催。今後、それぞれライブなどを行っていく予定であることが発表されている。
昨年3月、20年以上続いた「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ)が終了し、2人揃ってのレギュラー番組がなくなった。以降、テレビ以外での2人の活動もほぼ皆無に。石橋は久々のレギュラー番組「石橋貴明のたいむとんねる」(同)でマイペースに活動を続けており、木梨もインスタグラム上でパン職人や美容師、銀座ホステスなどさまざまな職業の働く人になりきる「お仕事シリーズ」がSNS上でバズって話題となっている。
一方、年末には特番の『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』(同)の放送が控えているが出演は石橋のみ。昨年の放送に引き続き木梨は参加しない模様だ。こうした状況を受け、“不仲説”が再燃。ついには「還暦を前にした解散説」まで巻き起こるまでになっているという。
「もともと、2人が不仲だという話は随分前からありました。どちらも長らく大御所と言われており、楽屋も別々ですし、局への入り時間もかぶらないような形で計算されるなど配慮が徹底されていた。それを見ているスタッフから不仲のうわさが上がっていたんだと思います。ただ、特に40~50代という人口が多い層から絶大な支持を受けているため、なんらか記事になればそれなりのPVが取れるので、ちょっとした噂でもネタになっています。今回の、個別の音楽活動が同時期に行われたことに対する分析記事も増えている印象です」(エンタメ系ニュースサイトの編集者)
■取り巻きのスタッフを取り合い?
たしかにコンビでの活動が見たいファンにとってはその動向が気になるのもわかる。しかし、とんねるずほどの大御所ともなると、周りにつくスタッフもそれなりのベテランばかり。信頼関係も厚く、なかなかその実態がつかめないだけに、実のところは見えづらいものだ。