AERA dot.編集部
自分が毎日過ごす「部屋の環境」は、物事に対してのやる気に大きな影響を与えるのです。もちろん、ダイエットに対するやる気にも大きく影響します。
ダイエットをするにあたって筋トレをする場所がないくらい散らかっていませんか？ 散らかっているのであれば、今すぐにでも部屋を片付けてスッキリさせましょう。
そして、そのきれいな部屋の状態をまずは1カ月間維持してみましょう。きっとダイエットをするあなたにとっていい結果が出ると思います。1カ月間部屋の状態をきれいに保つことができてから、筋トレを始めればいいのです。
■寝る前2～3時間以内に夕飯を済ませる習慣
自衛官の生活習慣でダイエットを成功させる二つ目のものは、「寝る前2～3時間前に夕飯を済ませる＋早寝早起き」です。実はこれも、ダイエットの成功にとっては強い味方となる生活習慣です。
私が自衛隊にいた当時、食事の時間は決められていて、夕食は17時からで、就寝は22時、起床は朝6時30分でした。夕食から寝るまで4～5時間は少し長すぎますが（その間に小腹が空いて間食するリスクがあります）、寝る前2～3時間前には夕飯は済ませておきたいです。
なぜかというと、夜は睡眠するだけで身体を動かすような運動はしないので、寝る寸前にカロリーを摂取すると、睡眠中の基礎代謝が低下した身体が、エネルギーを消費しきれずに、体脂肪として蓄えるからです。
また、就寝直前に夕食を摂取すると、就寝後も夕食で食べた物の消化活動で胃が動き続けるため、なかなか寝付けなかったり浅い眠りになったりするので、「成長ホルモン」の分泌量が減少して、体脂肪の分解や身体の修復が十分におこなわれません。
仕事の都合で、どうしても食べる時間が遅くなる時は、消化が良い野菜を中心とした食事にして、糖質を減らし身体への負担を極力減らすようにしましょう。脂っこい物やラーメンなどを食べて、即就寝するようなことが、ダイエットの大敵なのは言うまでもありません。
中西正男
ミッツ・マングローブ
村上 好
