AERA dot.編集部
次に「早寝早起き」習慣のメリットを説明ましょう。
1つ目のメリットは、「老化を防ぎ痩せやすい体質になる」ことです。早寝をすることで、先ほども登場した「成長ホルモン」の分泌量を増やすことができます。成長ホルモンは若返りホルモンとも呼ばれており、寝ている間に傷ついた筋肉の修復や成長、骨密度の強化、疲労回復、さらには肌の再生活動も盛んにおこなっていて美容にも役立ちます。
2つ目のメリットは、「身体の基礎代謝が向上する」ことです。早寝をすると早起きができます。実は早起きすることによって身体の基礎代謝を向上させることができます。
私たちの身体における1日のカロリー消費のほとんどを担っている基礎代謝は寝ているときが最も低く、食事や運動など起きて活動することによって上昇します。日中の時間帯に最も上昇し、夜になるにつれて低下していくという特徴があります。
要するに朝の早い時間帯から活動すると1日の活動時間が長いため、その分カロリー消費量を増やすことができるので、ダイエットの効果も最大限に引き出されるというわけです。
3つ目のメリットは、「身体がリセットされてダイエットに集中できる」ことです。先ほども説明しましたが、早寝をすると成長ホルモンが分泌されて身体の疲労が回復してリセットされます。
早寝をすることで早起きもできるので、朝食前に軽くウォーキングなどの運動をすると、身体が副交感神経から交感神経にスムーズに切り替わるので朝早くから基礎代謝を上げることができるのでダイエットには最適です。
さらに朝食をしっかりとれば、身体や脳を目覚めさせて集中力を高めることもできます。集中力が高まるので1日のスケジュールもしっかりと組むことができて仕事や家事も効率的に終わらせることができます。その結果、運動する時間も確保でき、ダイエットの効果も出やすくなります。
私も、自衛隊員時代には夜22時消灯と朝6時半起床と時間が決まっており、消灯の時間になるとラッパが鳴り電気が消えるので、自然と寝るしかなくて、起床もラッパで起こされて、5分以内に隊舎の1階に整列して点呼をとらなければならないのでダラダラしている暇はありませんでした。
小島よしお
しいたけ.
西崎彩智
