
夏の全国高等学校選手権大会が6日に開幕した。地方大会から、世間を騒がす多くの話題が目白押しで101回目の夏も盛り上がっている。
【写真】約90年前の甲子園球場で行われた驚愕のグラウンド整備
プロ野球界、甲子園出場経験者は多数いる。その中で埼玉西武ライオンズほど強豪校出身者を揃えているのも珍しい。しかもその多くが関西圏(とくに大阪府)である。
実は関西圏の高校には甲子園で結果を出す共通項があるのだが……。
森友哉、中村剛也、栗山巧、そして松井稼頭央二軍監督の4人に聞いた『甲子園の酷暑対策法』とは。
「甲子園の暑さがキツかった、というのはまったくない。逆に大阪府大会の方が暑くてシンドかった」
今や攻守で埼玉西武の中心となった、森友哉。
高校球界ナンバーワンと評される大阪桐蔭高出身。春3回、夏5回の全国優勝を誇る名門で、森は2年時に春夏連覇を経験した。
●甲子園はクーラーがあるから快適そのもの(森友哉)
大阪府堺市出身の森は、大阪の暑さを生まれた時から体感している。
「ずっと大阪で生活していたから、ある意味、慣れているのかもしれない。というか麻痺しているのかな(笑)。夏は普通に35度とかになる。だから甲子園で試合するよりも、大阪の町を歩いている方がシンドイ」
また過酷と言われる夏の大会も、今は選手のための環境が整っていて、そこまでではないと言う。
「甲子園はベンチの中にクーラーがあるから、イニング間は本当に涼しい。だからしっかりリフレッシュして、次の回に挑むことができた。そういう環境が、逆転とかの好試合を生み出している原因かもしれない」
「プロに入って埼玉に来たけど、ここも暑い。逆に大阪に帰っての試合は京セラドームだから、中はガンガン、クーラーが効いている。プロに入ってからは大阪のイメージが変わった。大阪=京セラは、野球やるには最高の環境。むしろ埼玉の方が暑いというイメージになった」
森の甲子園通算記録は、14試合出場、55打数26安打5本塁打11打点、打率.473(うち夏は8試合出場、32打数14安打4本塁打6打点、打率.478)である。